岐阜信金、女性が担ぐ〝花みこし〟 4年ぶり道三まつりで披露
2023.04.01 17:25女性だけで担ぐ〝花みこし〟で岐阜市内を練り歩く――。これは4月1日、4年ぶりに開催された「道三まつり」でのひとコマ。岐阜信用金庫(岐阜県、好岡政宏理事長)の職員総勢230人で、花みこしと1トンにおよぶ本みこしの2台を担ぎ、祭りを盛り上げた。
花みこしは、地元の美濃和紙で彩り鮮やかに飾り付けたもので、女性用のみこしを所有するのは珍しい。本みこしは担ぎ棒を含めると1トンを超え、岐阜市内で最重量を誇るため、「女性でも担げるように」と花みこしを取り入れた。男性は1チーム40人の3組で本みこしを担ぎ、女性も約30人で花みこしを持ち上げ、好岡理事長らの先導で練り歩いた。
お祭りに先立つ出陣式では、好岡理事長が「2つのみこしを、100年の伝統を誇る岐阜信用金庫そのものと思って全員で担ぎたい」と奮起を促し、団扇太鼓などを披露して沸かせた。