SBI新生銀、ヘルスケア子会社の全株式を譲渡

2023.03.28 19:04
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SBI新生銀行は3月28日、保有する新生Brⅰdgeの全株式についてSBIホールディングスと譲渡契約を締結した。


新生Brⅰdgeは、ヘルスケアと金融を融合した新ビジネスを創出する子会社。2022年1月、福井銀行や名古屋銀行などの健康保険組合が参加して糖尿病罹患(りかん)者に対する重症化予防プログラムの実証実験を開始。銀行業高度化等会社への早期認可も目指し、異業態との連携による医療・ヘルスケアエコシステムを新たな収益の柱に育てる取り組みを進めてきた。


SBIグループはアミノレブリン酸(5‐ALA)を利用した医薬品・健康食品・化粧品開発事業や、自己免疫疾患・がんをターゲットとした医薬品研究・開発事業も展開。今回、「SBIグループ傘下に入ることで事業展開の自由度が増す」(SBI新生銀)ことになる。


新生Brⅰdgeは株式譲渡を経て「SBIヘルスケア」に商号変更。引き続き糖尿病重症化予防サービスの早期事業化を目指す。

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