SBI証券、1000万口座達成 新NISAなど追い風
2023.03.28 04:30
SBI証券は3月27日、総合口座数が1000万口座に到達したと発表した。国内で初めて大台を超えた。2024年から始まる新NISA制度への関心の高まりや、SMBC(三井住友)グループとの連携が追い風となった。
22年3月末の口座数は約845万口座で、1年間で18%増加した。口座開設者のうち、株式未経験者は80%超、30代以下が過半数を占める。口座数にはSBIネオモバイル証券、SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含む。
同社は21年6月 に三井住友カードと連携し、投資信託積み立てでⅤポイントをためることができる資産運用サービスを開始。23年1月には月間カード積立額は150億円を突破した。
3月には三井住友フィナンシャルグループが提供する「Olive(オリーブ)」と連携。オリーブを申し込む際に同社の口座を開設できるなど、新規顧客の獲得につながっている。
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 金融庁、粉飾対策で「第2線」注視 営業現場と連携求める
- 3メガ銀、リアル接点拡充 三菱UFJ銀、20年ぶり新店
- 地域金融機関、地公体貸出 割れる戦略 金利上昇で見直し加速
- ブラックロック・ジャパン、国内初の外株アクティブETF上場 AI銘柄に投資、早期100億円へ
- 信金、増える金融・保険業貸出 融資需要低下が影響か
- 三菱UFJ銀、Netflixの独占放映で 独自調査を公表
- 住信SBIネット銀、住宅ローンアプリ1年 本審査9割超に利用浸透
- <お知らせ>「金融×スタートアップ Meetup」 ~スタートアップ支援の課題と在り方を考えるイベント~【参加無料】
- 常陽銀、〝100億企業創出〟に本腰 包括支援へ157社選定
- 大手生保、生成AIがアンダーライティング代替 事務職を営業へシフト