【実像】商工中金、脱〝半官半民〟へ 金利追わず独自路線を確立

2023.03.16 04:40
実像
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク
ON0317実像写真
自民党の経済産業部会と中小企業・小規模事業者政策調査会の合同会議において、商工中金法を含む改正案の条文審査が実施され、党内で了承を得た(3月2日)
商工組合中央金庫の完全民営化が近づいてきた。2016年に危機対応融資の不正事案が発覚後、関根正裕社長の下でビジネスモデルを変革。事業性評価をもとに、民間金融機関との金利競争にとらわれない新たなスタイルを確立した。3月10日には、政府保有株式の全株売却や業務範囲見直しなどを記した株式会社商工組合中央金庫法を含む改正法案が閣議決定され、今国会...

この記事をご覧いただくには会員登録が必要です。
無料会員に登録いただけますと1ヵ⽉間無料で有料会員向け記事がご覧いただけます。
ぜひ、お試しください。

有料会員の申し込み 無料会員でのご登録
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク

関連記事

商工中金、〝民営化〟で浮かぶ将来像 人材サービス子会社設立
本紙のインタビューに答える関根正裕社長(4月17日)
財務省、商工中金の全株式売却へ 1700億円規模
商工中金、人事制度を抜本改定 パーパス起点に評価
中企庁、能登地震被災企業へ相談センター 二重債務防ぎ再建を支援
開所式であいさつする須藤長官(4月2日、七尾商工会議所)

関連キーワード

実像

おすすめ

アクセスランキング(過去1週間)