百十四銀と香川銀、相続手続き共通化 顧客負担の軽減へ
2023.03.14 18:38百十四銀行と香川銀行は、4月3日から預金などの相続に関する書類や手続きを共通化する。両行で異なっていた手続きを統一することで、顧客の負担を軽減。県内他金融機関への拡大も視野に入れる。
煩雑な相続手続きを同一にすることで、顧客の利便性を高めるのが狙い。相続手続依頼書類の様式や記入方法、顧客に提出を求めている確認書類、簡素化基準などを共通化する。
香川県の総人口に占める65歳以上の割合は、2020年時点で3割を超えている。高齢化社会の進展で相続の増加が予想されるなか、県内に本店を置く他金融機関にも取り組みを広げていきたい考えだ。
関連記事
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 中堅の外資生保、乗合代理店からの要求に苦慮 変額保険手数料で
- 地域金融機関、半数の250機関が預金減 金利戻りパイ奪い合い
- 八十二銀、AIモデル開発50種に 投信販売モニタリングも
- 広島銀、金利再来でALM改革 各部門の収益責任 明確に
- 多摩信金、住宅ローン168億円増 業者紹介案件が4割強
- 金融庁・警察庁、URL貼付禁止案を軟化 銀行界から反発受け 不正アクセス防止で
- 横浜銀や静岡銀など20行庫、生成AIの実装拡大へ 検証結果・最善策を共有
- カムチャツカ半島付近でM8.7の地震 一部金融機関の店舗で臨時休業
- 金融庁、障害対応の強化要求 クラウド利用拡大で
- あおぞら銀の中野さん、金融IT検定で最高点 専門部門との対話円滑に