日銀貨幣博物館 来館200万人に 〝節目〟はゼミグループ大学生
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日本銀行金融研究所の貨幣博物館は3月14日、開館(1985年11月)以来の来館者数が200万人を超えた。
〝節目〟の来館者となったのは、埼玉大学経済学部3年の新田航平さん(21)。所属する「大石ゼミ」のグループ(他4人)と訪れたという。「初めて来館した。記念すべき200万人目になることができ、大変嬉しい」と感想を語り、大判・小判や和同開珎といった展示物を見て回った。
貨幣博物館は、日銀創立100周年(82年)の記念事業の一環として、貨幣にまつわる歴史・文化的な資料の収集・保存や一般公開を目的に設置。開館から約24年半後の2010年7月には来場100万人を達成。それから12年余りでの節目超えとなった。
猪又祐輔館長は「電子マネーなど貨幣の形態が変わりつつあるなか、そういった歴史を振り返る機会につながれば」と思いを述べた。
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