三菱UFJ銀、印ビール会社に出資 排出量ネットゼロ支援

2023.03.11 04:30
海外戦略 ファンド・出資
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク

三菱UFJ銀行は3月10日、インドでプレミアムビールの製造・販売を行う「B9 Beverages Limited」と1000万米ドル(約13億6000万円)の出資契約を締結したと発表した。同行は出資を通じて、同社の事業拡大や温室効果ガス(GHG)排出量削減の取り組みを支援する。


同行は1953年に現在のムンバイ支店を開設し、長年にわたり現地顧客に金融サービスを提供している。B9は2015年に設立。成長が著しいインド国内において、高品質なプレミアムビール市場で存在感を高めており、国内のアルコール文化の醸成を通じて豊かな暮らしの実現に貢献する。


同社は「Mission To Zero」をビジョンに掲げ、自社醸造所におけるGHG排出量ネット・ゼロに向けた技術課題解決を進める。今回、同行は出資を通じてB9設備投資に係る資金調達、海外進出、技術課題解決への支援を実施し、インドにおけるサステナビリティの取り組みを後押しする。

すべての記事は有料会員で!
無料会員に登録いただけますと1ヵ⽉間無料で有料会員向け記事がご覧いただけます。

有料会員の申し込み 無料会員でのご登録
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク

関連記事

メガバンク、上場廃止増えLBOローン好調 三菱UFJ銀は管理高度化
三菱UFJ銀、中部で「通貨オプション」契約2倍 輸入企業が中心
三菱UFJ銀岐阜支店、一歩踏み込み企業に提案 承継・再生支援で成果
担当者らと情報交換する明東支店長(左から3人目、5月22日、岐阜支店)
新NISA2年目、主戦場 ネットから対面へ 未利用層に相談ニーズ

関連キーワード

海外戦略 ファンド・出資

おすすめ

アクセスランキング(過去1週間)