四国労金、ピンクリボン運動支える 寄付額が累計1000万円
2023.03.08 19:38
四国労働金庫(杉本宗之理事長)は、社会貢献活動の一環として「ピンクリボン運動」を長年支えている。乳がんの早期発見や診断、治療などの啓発運動に対し、2012年度から寄付活動を実施。11年目となる22年度で寄付金額の累計は1000万円を超えた。
女性が健康で長く働くことができる社会づくりへの貢献を目的に実施。ピンクリボン運動を展開している四国地区の団体を対象に、自前のATMにおける出金1件当たり1円を寄付する。
22年度は、22年2月~23年1月のATM出金件数に基づく計65万8677円の寄付が決定。とくしま未来健康づくり機構、ピンクリボンかがわ県協議会、ピンクリボンえひめ協議会、高知県総合保健協会に寄付する。
3月8日には、ピンクリボンかがわ県協議会への目録贈呈式を開催した。寄付金13万2279円は、乳がん検診の啓発イベントなどに充てられる予定。同協議会の藤田純子事務局長は「活動を支えていただき大変ありがたい」と感謝。同労金の十川淳二常務は「今後も、女性が気持ちよく働き続けられるように支援を続けていきたい」と語った。