十六銀、融資で震災リスク管理 災害時に元本返済を免除

2023.03.06 18:09
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十六銀行は3月6日、災害時に融資の元本返済を免除する「震災リスクマネジメントローン」の取り扱いを開始した。東海地区で切迫性が高まる南海トラフ地震の発生に備え、震災時の事業継続を支援する。


事前に選択した観測点で、震度6強または震度7の地震が発生した場合、被害状況に関わらず借金の元本を免除する。特約に応じて50%、または100%の適用を受ける。利用者は財務内容悪化の緩和に加え、地震対策の対外PRができるメリットがある。


融資金額は3000万円以上で、期間5年間。使途は運転資金または設備資金。申し込み期間は6月6日までで、7月以降も再度募集する方針。

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