常陽銀、PPA事業を開始 電気代高騰にも対応

2023.03.01 11:05
脱炭素
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常陽銀行は2月28日、子会社の「常陽グリーンエナジー」がPPA(Power Purchase Agreement事業を開始したと発表した。PPAは、太陽光発電事業者が発電設備を設置し、再生可能エネルギー由来の電気を購入したい需要者と電力購入契約を締結し、当該施設の電気を供給するもの。


脱炭素支援だけでなく、足元で電気料金の高騰が事業者にとって大きな負担となっており、PPA事業を開始することで、電気料金の固定化ニーズにも対応する。


具体的には、同社が顧客の保有施設に太陽光発電設備を設置し、再生可能エネルギーを供給する。維持管理も同社が行うことで、顧客は初期投資と維持管理費用を負担することなく設備を導入できる。契約者は、PPA契約期間中は発電した自家消費分の電気料金(原則固定)を同社に支払う。契約終了後は施設を無償で引き継ぐことができる。

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