名古屋銀、邦銀初の「在外公館長表彰」受賞 日中友好親善が評価
2023.02.28 18:42.jpg)
名古屋銀行は2月27日、日本国駐上海総領事館から、日本の銀行で初めて「在外公館長表彰」を受賞した。日中友好親善に資する取り組みが評価された。
同行は1986年、中国江蘇省南通市に南通駐在員事務所を開設以来、日中間の経済・人的交流に資するさまざまな取り組みを展開。南山大学(名古屋市)と南通市の調整役として留学生奨学金制度の創設を支援したほか、コロナウイルス対応で南通市慈善総会に義援金100万円の寄贈などを行ってきた。
南通駐在員事務所の開設は外資銀行として初で、2011年には南通支店に昇格。中国での支店開設はハードルが高いなか、中国現地法人向けの融資で同支店の融資残高が100億円(21年3月末時点)を突破するなど存在感を発揮している。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 中堅の外資生保、乗合代理店からの要求に苦慮 変額保険手数料で
- 地域金融機関、半数の250機関が預金減 金利戻りパイ奪い合い
- 横浜銀や静岡銀など20行庫、生成AIの実装拡大へ 検証結果・最善策を共有
- 金融庁・警察庁、URL貼付禁止案を軟化 銀行界から反発受け 不正アクセス防止で
- 七十七銀宇都宮法人営業所、東北へのつなぎ役に徹する 開設2年で融資170億円
- カムチャツカ半島付近でM8.7の地震 一部金融機関の店舗で臨時休業
- 三菱UFJ信託銀、低コストPEファンド 1~4号累計で900億円
- 信金中央金庫、栃木信金に資本支援 資本注入ルールを改定
- 北国FHD、次世代「勘定系」を外販 初期導入費ゼロで28年1月から
- 筑波銀美浦支店、競走馬への融資に挑戦 事業性融資11%超伸長