埼玉県信金、毛呂山支店を移転 PPAで使用電力20%再エネに

2023.02.27 19:29
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バンキングアプリの抽選会で特産品を受け取る来店客(左、2月27日)
バンキングアプリの抽選会で特産品を受け取る来店客(左、2月27日)

埼玉県信用金庫(埼玉県、池田啓一理事長)は2月27日、毛呂山支店(柳川淳支店長=職員11人うち渉外4人、パート・嘱託4人)を移転開店した。老朽化に伴い旧店舗駐車場に建て替えた。環境省が推奨するオンサイトPPA(電力販売契約)モデルとしては初めて太陽光発電設備を導入し、「年間使用電力の20%を再生可能エネルギーで賄える」(総合企画部)ようになる。


オンサイトPPAモデルは、電力使用者の敷地に発電事業者が発電設備を設ける仕組み。電力販売事業者は東京ガスリブソリューションズの100%出資子会社「ヒナタオエナジー」(東京都港区)。


開店を記念して1階では、同店口座に500円以上入金のうえ、バンキングアプリに口座を新規登録した顧客50人に同町特産のゆずを使ったサブレやぽんずなどが当たる抽選を実施。2階では、毛呂山町の特産品販売会に加えて、もろやま観光フォトグランプリの作品展や流鏑馬の動画を放映した。


敷地1590.58平方メートル。建物は鉄骨造り2階建てで、延床442.58平方、メートル。貸金庫は半自動で72函。8月31日までの契約で年間使用料の半年分が無料になる。旧店舗は取り壊し、駐車場にする予定で、顧客用18台(うち1台車いす対応)、営業車用3台が駐車可。住所は埼玉県入間郡毛呂山町毛呂本郷1576。

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