みなと銀、SDGsセミナーで川崎重工などが事例紹介
2023.02.27 19:04
みなと銀行は2月27日、神戸市内で「持続可能な企業経営のためのSDGs経営取組み発表会」を商工組合中央金庫と開催した。事例発表を通じて、取引先の企業経営にSDGs(持続可能な開発目標)を取り入れてもらう狙い。リアルとオンラインを合わせて約100人が参加した。
セミナーでは、川崎重工業サステナビリティ推進部の田口弘毅氏が「脱炭素・低炭素社会の実現に向けたKawasakiの取り組み」と題して講演。田口氏は、水素社会の早期実現に向けた技術開発や、サプライチェーンの温室効果ガス削減の現状などを説明した。
森合精機社長室の神谷実希氏は、取り組み事例として、社員教育や人材育成などを紹介した。
金融機関からは、脱炭素経営支援をテーマに、みなと銀と商工中金が解説。みなと銀法人業務部の中村光孝部長は、脱炭素経営に関するサービスや支援体制などについて話した。商工中金神戸支店の佐藤裕喜支店長は、取引先へのアンケートの結果、支援事例などを取り上げた。