宮崎太陽銀、売掛債権の資金化支援 オルタと提携

2023.02.20 20:31
事業者支援 ファクタリング
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宮崎太陽銀行は2月20日、事業者が持つ入金前の請求書を使って資金調達できるファクタリングサービスを始めた。フィンテック企業「OLTA(オルタ)」社と提携し、中小企業や個人事業主に紹介する。


オルタ社のクラウドファクタリングは売掛債権を売却し、短期間に運転資金を調達できる。オンラインで手続きが完結し、最短24時間で買い取り資金を事業者に振り込む。売掛先に譲渡したことを通知せずオルタ社と事業者間で行え、従来のファクタリングより使いやすい。


同行は「新たな資金調達の選択肢」と位置づけ、創業直後のスタートアップや融資が難しい事業者などによる利用を見込む。


保証人や担保は不要。オルタ社がアップロードされた決算書などをもとに人工知能を活用して審査する。手数料率は債権買取額の2~9%。


同社によると、2017年のサービス開始から5年程度で累計申込金額は1000億円を超えたという。提携する銀行はここ数年、増加しており、同行で24行目。そのほか、桐生信用金庫と芝信用金庫も活用している。

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