三井住友カード、タッチ決済で乗車 大阪メトロに導入
2023.02.13 19:21三井住友カードは「Osaka Metro(大阪メトロ)」を運営する大阪市高速電気軌道に公共交通向けソリューション「ステラ トランジット」を提供し、2024年度から順次、同地下鉄全駅にVisaなどのクレジットカードによるタッチ決済を導入する。
三井住友カードは今回を合わせて23都道府県36事業者と提携しており、クレジットカードのタッチ決済を活用して公共交通機関の乗降する仕組みを全国に展開している。3月に全線・全駅へ実証実験の対象を拡大する福岡市地下鉄はVisaに加え、JCBやAmexなど合計6ブランドに対応する。大阪メトロも利便性向上へ他ブランド展開を狙う。
大阪メトロは19年から一部駅で顔認証による改札機の実証実験を進めており、24年度末までに全駅へ「ウォークスルー型顔認証改札機」を導入する。クレジットカードのタッチ決済も併用することで、25年の大阪・関西万博に向けて、ストレスフリーのキャッシュレス・チケットレス改札の実現を目指す。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 北陸銀と北海道銀、営業支援システム導入 年18万時間の作業削減
- 金融界、「隠れリース」特定に本腰 27年の新基準適用迫り
- 群馬銀、ストラクチャードファイナンス3年5.7倍 RORA向上に寄与
- 金融庁、決算書入手方法を調査 地域金融の実態把握へ
- 広島銀、請求書業務のDX後押し 新システムで決済口座確保
- 京都中央信金、理事長に植村専務が昇格 白波瀬氏は代表権ある会長へ
- 固定型住宅ローン、金利〝決め方〟見直し機運 参照指標「再検討」も
- 地銀、外貨保険販売が36%減 24年度下期、10万件割れ
- 信金、店舗減少が小幅にとどまる 職員数推移との格差鮮明
- 地域銀・信金、NISA口座伸び悩む 3カ月の増加率1%