伊予銀、営業店のシステム更改 オペレーションを削減

2023.02.10 19:49
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伊予銀行は2月10日、2012年10月以降、約10年ぶりに営業店のシステムを更改すると発表した。23年2月13日から6月26日にかけて順次実施し、全営業店に展開していく見込み。


更改の主軸となるのは、オペレーションレス化とペーパーレス化だ。例えば、これまで営業店の端末で行っていた作業の一部を本部に集約。伝票などをデータでタイムリーに共有することで、営業店のオペレーションレス化を後押しする。これにより、利用客の待ち時間短縮や効率的な店舗運営につなげる狙いだ。


他にも、店頭タブレットと本部がデータ連携した自動オペレーションシステムの導入や、セミセルフ窓口「さっとATM」の機能拡充などを行う。


事務統括部は「導入した三つの機能で、大きな狙いであるオペレーションレス化とペーパーレス化をうまく推進していけたら」と話した。

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