亀有信金、アイザワ証券と中学校で金融授業

2023.02.09 18:44
金融教育
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金融リテラシーを講義する(左から)亀有信金綾瀬支店の石井さんとアイザワ証券千住支店の松井さん(2月9日、亀有中学校で)
金融リテラシーを講義する(左から)亀有信金綾瀬支店の石井さんとアイザワ証券千住支店の松井さん(2月9日、亀有中学校で)

亀有信用金庫(東京都、矢澤孝太郎理事長)は2月9日、アイザワ証券と共同で葛飾区立亀有中学校の2年生に金融リテラシー授業を実施した。亀有信金ではこうした授業は初の試み。


授業は5、6限(各50分)に行われ、約110人が参加した。テーマは「楽しく学ぶお金と仕事」で、生徒はライフプラン、お金の流れ、お金の収支などを学習した。


5限目の講師はアイザワ証券千住支店の松井彩耶加さんと亀有信金綾瀬支店営業係の石井健登さんが務めた。松井さんは「金融リテラシーを学ぶと損することが減って得することが増える。人生の夢や希望を叶えるにはお金が必要です」と話した。石井さんは「ニーズ(必要なもの)とウォンツ(欲しいもの)は違う。収入から貯蓄を引いた分を支出に回して有効に使いましょう」などとアドバイスした。キャッシュレス決済のメリットや注意点にも触れた。


次世代への金融リテラシーの普及・啓発については、2022年度から中学家庭科・公民でも金融教育が組み込まれている。アイザワ証券では将来の資産形成層への金融リテラシー教育に努めており、これまでにも地域金融機関と連携して授業を行っている。

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