アイザワ証券、青梅市と連携拡大 金融教育や企業支援も
2025.02.04 17:19
アイザワ証券は2月4日、東京都青梅市と包括連携協定を締結した。2017年8月に高齢者の見守り活動で連携した関係を拡大・強化。①市内企業の経営支援・産業振興②市民の資産運用③地域の就労促進④教育支援・人財育成―などで伴走する。同社にとって自治体との連携は5例目、都内では初となる。
同社は同市内に店舗を構える唯一の証券会社として、19年4月に青梅信用金庫と包括連携協定を締結。これまでの関係性の「行きつく先」(藍澤卓弥社長)として今回の協定となった。とりわけ小中学校における金融・経済教育への期待が高く、「一層強力に連携する土台ができた」(同)。
同社はこれまで静岡県内の小山、長泉町や御殿場、裾野市と連携。小山町には社員を常駐させ、町民や子育て世代への託児サービス付き金融セミナーに加えて地元高校生らとの特産品開発にも取り組んでいる。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 地域金融機関、地公体貸出 割れる戦略 金利上昇で見直し加速
- 3メガ銀、リアル接点拡充 三菱UFJ銀、20年ぶり新店
- 三菱UFJ銀、Netflixの独占放映で 独自調査を公表
- 住信SBIネット銀、住宅ローンアプリ1年 本審査9割超に利用浸透
- <お知らせ>「金融×スタートアップ Meetup」 ~スタートアップ支援の課題と在り方を考えるイベント~【参加無料】
- 常陽銀、〝100億企業創出〟に本腰 包括支援へ157社選定
- 福島銀、貸金庫サービスを廃止 26年3月末で
- 改革の旗手 藤原一朗・名古屋銀行頭取、「健康経営」で日本変える
- 高知銀、投信販売体制を再構築 営業店はマス層のみに
- 埼玉県と県産業振興公社、業態超え新現役交流会 全国初、同一県の9機関協力