近畿労金、「新しい働き方」セミナー共催

2023.02.04 17:19
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クロストークに参加した近畿労金の東中室長(右端)とジャーナリストの工藤氏(左端)(2月4日、アンピールホテル大阪)
クロストークに参加した近畿労金の東中室長(右端)とジャーナリストの工藤氏(左端)(2月4日、アンピールホテル大阪)

近畿労働金庫(江川光一理事長)は2月4日、大阪府協同組合・非営利協同セクター連絡協議会(愛称・OCoNoMi大阪)と大阪市内で「SDGs×新たな働き方と地域づくり」を共同で開催した。約40人が聴講した。同協議会が主催で、同労金は構成団体の一つ。


2022年10月の「労働者協同組合法」の施行を受け、世界の労働者協同組合(ワーカーズコープ)運動の実情を学ぶことが目的。地球上で起きている環境破壊、難民、貧困などの課題に向き合うイベント「第30回ワン・ワールド・フェスティバル」(2月4、5日開催)の中の一コマとして同セミナーが行われた。


基調講演は、ジャーナリストの工藤律子氏が「世界のワーカーズコープ運動と〝つながり〟の経済」と題して実施。工藤氏は、コロナ禍を経て欧州で注目されている「社会的連帯経済」と、その中心を担う労働者協同組織について説明。スペインの具体的な事例を紹介した。「固定観念にとらわれず、夢を持ってつながり合えば、誰もが豊かに暮らせる社会を築くことは可能」と訴えた。また、ワーカーズコープ・センター事業団が、大阪・西成での実践活動を報告した。


クロストークには、同労金地域共生推進室の東中健悟室長、工藤氏などが参加。東中室長は「労働者協同組織は民主的で非常に斬新な形態」などと話した。

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