鹿児島相互信金、朝食勉強会を再開 顧客組織と交流深める
2023.02.03 13:39
鹿児島相互信用金庫(鹿児島県、永倉悦雄理事長)は2月3日、取引先の若手経営者を対象とした「朝食勉強会」を3年ぶりに開いた。各営業店職員も参加し、新型コロナウイルスの蔓延で停滞しがちだった顧客組織との交流を深めた。
コロナ前は定期的に開催していたが、2020年に中止し、「営業店職員から再開を望む声が強かった」(地域支援部担当者)という。
勉強会は7時30分から約1時間。取引先の若手経営者で組織する「そうしんブレーン21」の会員40人が参加した。
講師は鹿児島県商工労働水産部の平林孝之部長が務めた。テーマは「企業が稼ぐ力の向上」。デジタル技術の導入や新産業創出に向けた事例を紹介し「改善を積み重ねることで生産性が上がる」とアドバイスした。
同信金は2月2日に朝食勉強会の参加者や取引先に向け懇親会も開催。鹿児島県を中心に宴席などで行われる伝統的な遊び「薩摩拳(通称ナンコ)」の大会を開き、親睦を深めた。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 中堅の外資生保、乗合代理店からの要求に苦慮 変額保険手数料で
- 地域金融機関、半数の250機関が預金減 金利戻りパイ奪い合い
- 八十二銀、AIモデル開発50種に 投信販売モニタリングも
- 広島銀、金利再来でALM改革 各部門の収益責任 明確に
- 多摩信金、住宅ローン168億円増 業者紹介案件が4割強
- 横浜銀や静岡銀など20行庫、生成AIの実装拡大へ 検証結果・最善策を共有
- 金融庁・警察庁、URL貼付禁止案を軟化 銀行界から反発受け 不正アクセス防止で
- カムチャツカ半島付近でM8.7の地震 一部金融機関の店舗で臨時休業
- あおぞら銀の中野さん、金融IT検定で最高点 専門部門との対話円滑に
- 信金中央金庫、栃木信金に資本支援 資本注入ルールを改定