MUFG、インドネシアでファンド設立 総額1億米ドル
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三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)傘下の三菱UFJ銀行と三菱UFJイノベーション・パートナーズ(MUIP)、インドネシア大手商業銀行のPT Bank Danamon Indonesia, Tbk.(ダナモン銀行)は、インドネシアを投資対象とする総額1億米ドルのファンドを設立したと、1月31日に発表した。
ASEAN(東南アジア諸国連合)最大のデジタル市場である同国の新興企業に対して戦略出資を行い、投資先企業との相乗効果の発揮を狙う。
今回、設立したのは「三菱UFJイノベーション・パートナーズ・ガルーダ1号投資事業有限責任組合」。出資割合は三菱UFJ銀が89・9%、MUIPが0・1%、ダナモン銀10%。ダナモン銀は同ファンドを通じた出資先との協業によって、商品競争力を強化し、デジタライゼーションを推進する。出資先企業の顧客接点を活用した新規顧客の取り込みなどを目指す。