みなと銀、武市社長が大学で講義 「再生支援は銀行員の醍醐味」
2023.01.26 19:13
みなと銀行の武市寿一社長は1月26日、兵庫県立大学の連携講座「地域企業の戦略と経営」(2022年度下期・全15回)の第14回目の講義に登壇した。国際商経学部、経済学部、経営学部の2~4年生の約50人が聴講した。
武市社長は「SDGsを通じた地域発展への貢献~地域金融機関を超える存在に~」と題して講義。地方銀行の業務内容、みなと銀行の強み、SDGs(環境、社会、ガバナンス)を通じた地域活性化への取り組みなどを、動画を交えて紹介した。
債務超過状態の取引先をファンドや、資本性劣後ローンなどで再生した案件を説明した際には、「再生支援は銀行員の醍醐味」と強調した。
地域活性化の取り組みでは、兵庫県の人口減少への対応として、同社の就職応援イベントや仕事魅力発見ツアーといった取り組みを紹介した。
武市社長は、講義の最後に「当社はコンサルタントと地域創生を軸に活動している。銀行は多くの人に会い、経験できる面白さがある」と、学生にメッセージを送った。
関連記事
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 北陸銀と北海道銀、営業支援システム導入 年18万時間の作業削減
- 金融界、「隠れリース」特定に本腰 27年の新基準適用迫り
- 群馬銀、ストラクチャードファイナンス3年5.7倍 RORA向上に寄与
- 金融庁、決算書入手方法を調査 地域金融の実態把握へ
- 京都中央信金、理事長に植村専務が昇格 白波瀬氏は代表権ある会長へ
- 福井銀、野村証券と包括提携2年 預かり残高5000億円超
- 固定型住宅ローン、金利〝決め方〟見直し機運 参照指標「再検討」も
- メガバンク、上場廃止増えLBOローン好調 三菱UFJ銀は管理高度化
- 信金、店舗減少が小幅にとどまる 職員数推移との格差鮮明
- 地域銀・信金、NISA口座伸び悩む 3カ月の増加率1%