山梨中央銀、帝京大と包括協定 地元の産業振興支援
2023.01.17 16:34
山梨中央銀行は1月16日、山梨県の産業振興支援を目的に帝京大学と包括協定を締結した。同大学が地域金融機関とこうした協定を結ぶのは初めてという。
協定の内容は①企業との産業連携②産業人材のリスキルを含む生涯教育③観光、果樹栽培、宝飾など県内地場産業の振興④学生のU・Iターン⑤学生への金融教育――の5項目。
帝京大は、多くの教育施設を通じて山梨県でも人材育成に貢献。産学官連携や地域連携にも積極的に取り組んでいる。最近では企業の競争力向上を目的に新たな人材育成プログラムを始動している。山梨中央銀も帝京第三高校で金融教育の授業を行っている。
関光良頭取は「当行は、現中期経営計画でパーパスとして『山梨から豊かな未来をきりひらく』を掲げた。本協定は、当行が目指している方向に合致しており、帝京大とともに県内の産業振興に取り組めるのは大変心強くうれしく思っている」と語る。
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