姫路信金、景況感は2四半期ぶり改善 22年12月期の中小企業景気動向

2023.01.16 19:53
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姫路信用金庫(兵庫県、三宅知行理事長)は1月16日、ひめしん景況レポート「中小企業景気動向調査(2022年12月期)」を発表した。営業店職員による聞き取り調査で、対象の取引先450社のうち446社から有効回答を得た。


22年10~12月期の概況は、全業種総合の業況判断DIがマイナス13となり、前期(22年7~9月期)のマイナス17から4ポイント改善。2四半期ぶりに改善した。製造業(137社)の業況判断DIはマイナス10と前期から2ポイント悪化。非製造業(309社)はマイナス14となり、前期から7ポイント改善した。


非製造業を業種別でみると、卸売業(69社)、小売業(92社)、運輸・サービス業(56社)、建設業(66社)の業況判断DIは前期に比べ改善したが、不動産業(26社)は悪化した。


23年1~3月期の全業種総合の予想業況判断DIはマイナス16と小幅に悪化する見通し。同信金は「エネルギー価格の高止まり、日銀の金融政策変更による影響など先行き不透明な状況が続く」とみる。

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