千葉銀、佐原支店をリニューアル 閉店時は公共空間に
2022.12.26 20:55
千葉銀行は12月26日、佐原支店(嶋田隆支店長以下26人)を同25日にJR佐原駅近くに開館した香取市の複合施設「コンパス」1階部分に移転し、リニューアルオープンした。県庁や市役所内の店舗以外では初めての公共施設内への出店で、「施設と一体となって地域のにぎわいを創出していきたい」(米本努頭取)考え。
支店と施設内を隔てるシャッターを窓口の前に設置し、閉店時はロビーが公共施設の一部に様変わりする。ロビーには配置換え時に持ち運びやすいコンパクトな椅子を採用し、休日は香取市や同行が企画したセミナーやマルシェなどを開催する場所として活用する。
コンパスは、図書館やコンサートホール、子育て世代の支援施設、カフェ、観光発信拠点など多様な機能を備えた施設。当日は開店前にオープニングセレモニーを開催し、米本頭取と香取市の伊藤友則市長がテープカットに参加した。
支店部分の延べ床面積は608平方メートル、個室型相談ブース3室うちリモート相談ブース1室、ATM3台、全自動貸金庫108函。駐車スペースはコンパス利用者と共用で195台分。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 金融界、「隠れリース」特定に本腰 27年の新基準適用迫り
- 金融庁、決算書入手方法を調査 地域金融の実態把握へ
- 群馬銀、ストラクチャードファイナンス3年5.7倍 RORA向上に寄与
- 福井銀、野村証券と包括提携2年 預かり残高5000億円超
- 京都中央信金、理事長に植村専務が昇格 白波瀬氏は代表権ある会長へ
- メガバンク、上場廃止増えLBOローン好調 三菱UFJ銀は管理高度化
- 東京都内信金・信組、専門家派遣し取引先支援 都補助事業を活用
- 熊本銀、初の郵便局有人窓口 相談できる安心感残す
- 固定型住宅ローン、金利〝決め方〟見直し機運 参照指標「再検討」も
- さわやか信金羽田支店・六郷支店グループ、訪問件数40件を意識 不動産の活用提案