みずほ信託銀など、不動産ST第1号発行 ケネディクス協業
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みずほ信託銀行は12月28日、不動産ファンドを運営するケネディクスと不動産を裏付け資産とする公募型のセキュリティ・トークン(ST)「ケネディクス・リアルティ・トークン湯けむりの宿 雪の花(譲渡制限付)」を発行した。
同行のST発行第1号案件となる。野村グループや三井住友ファイナンス&リース(SMFL)も協業した。
SMFL子会社のSMFLみらいパートナーズが所有する資産規模約44億円の温泉旅館を裏付け資産とし、みずほ信託銀が不動産管理における受益権を表すトークンの発行および管理を行う。
STの証券・取引情報は、野村グループ傘下のBOOSTRYが開発するコンソーシアム型ブロックチェーン基盤「ibet for Fin」を活用した。
発行総額は21億6500万円。発行価格は1口100万円、申し込みは2口以上で、野村証券が取り扱う。