みなと銀、金融教材の発表会開催 甲南大生が製作

2022.12.19 09:08
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製作した金融教材を手に持つ(左から)安藤さんと霞末さん(12月17日、大森・みなとビル)
製作した金融教材を手に持つ(左から)安藤さんと霞末さん(12月17日、大森・みなとビル)

みなと銀行は12月17日、神戸市内で甲南大学の学生が製作した児童向け金融教材の発表会を開催した。みなと銀の社員や甲南大の教授などが参加した。


5月に芦屋市と締結した連携協定の「児童向け金融教育」に基づく取り組み。これに賛同した地元の甲南大が体験・実践型学習の一環として学生を募集。法学部の安藤匠海さん、マネジメント創造学部の霞末迅輝さん、経営学部の山田萌那さんの3回生3人が、遊んで学べる金融教材を開発。これには、新事業開発を支援する「アドリブワークス」が協力し、半年かけて製作した。


発表会では、投資ゲーム「目指せ!1年で1000万円トレーダー」を紹介。教材開発の目的やゲームのルールなどを説明。プレゼンテーションした安藤さんは「金融の知識を知っておくべきだと思い、開発に取り組んだ」、霞末さんは「投資に興味があったのでよい機会だった」と話した。


12月21日に、芦屋市立精道小学校で児童向けに教材をデモンストレーションする。児童らの感想を聞いてブラッシュアップしたうえで、関西みらいフィナンシャルグループの子会社が運営するクラウドファンディングに出品する予定だ。

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