【写真で読む】旧銀行支店が驚きの大変身 「シャトレーゼマルシェ甲府後屋」
2022.12.19 04:45
山梨中央銀行の旧後屋支店をリニューアルオープンした「シャトレーゼマルシェ甲府後屋」は、ATMコーナーだった場所にオーブンを設置。焼き立てのアップルパイなどを販売している。
スイーツを選ぶ家族連れ。店内に銀行の面影はない。
店内の1階部分。銀行の営業室やロビーだったエリアにはいま、様々なスイーツが並んでいる。左上奥には、金庫を改装したワインなどの貯蔵庫がある。
金庫はワインを陳列したり、「熟成ブランデーケーキ」の貯蔵庫として利用したりしている。「室温が大きく変わらない特性を生かした活用方法。金庫内の格子戸を残しており、雰囲気が用途にマッチしていると感じた」(山梨中央銀行総務部管財課)。
金庫内では自社ワイナリーで製造した「樽出し生ワイン」などを販売している。
金庫内に設けた熟成ブランデーケーキの熟成庫。長いものでは3年間寝かせているという。
店内の2階部分。銀行の会議室や書庫などがあったが、イートインスペースとして生まれ変わった。土日は家族連れなどで満席になる。
山梨中央銀行の旧後屋支店は鉄骨造り2階建て。敷地は988.12平方メートル、延べ床面積は1階が268.55平方メートル、2階が176.72平方メートル。1988年11月から営業していたが、2009年4月に近隣へ移転した。当時は行員30人程度が勤務していたという(山梨中央銀行の提供)。