京都銀、京都市立芸大から8作品購入 美術研究支援
2022.12.05 19:37
京都銀行は12月5日、京都市立芸術大学の学生の8作品(日本画2点、油画2点、版画2点、漆工1点、染織1点)を購入し、受渡式を開いた。制作者の美術研究費を支援するとともに、文化・芸術の振興が目的。22回目で、購入作品は計173点となった。
同行は2001年の創立60周年を機に「美術研究支援制度」を開始。今回の購入作品は、23年1月13日に3年ぶりにリアル開催される新春経済講演会(みやこめっせ)でロビー展示し、その後約1カ月は本店営業部に飾る。
土井伸宏頭取は「学生の研究費用支援、来店客へ鑑賞機会の提供など京都の文化・芸術の振興に引き続き連携したい」と挨拶。同大学の赤松玉女理事長(学長)は、「23年10月には大学が京都駅東側に移転する。地域の輪を広げられるよう京都銀行の取り組みなどを参考にしたい」と話した。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 地域金融機関、地公体貸出 割れる戦略 金利上昇で見直し加速
- 三菱UFJ銀、Netflixの独占放映で 独自調査を公表
- <お知らせ>「金融×スタートアップ Meetup」 ~スタートアップ支援の課題と在り方を考えるイベント~【参加無料】
- 福島銀、貸金庫サービスを廃止 26年3月末で
- 改革の旗手 藤原一朗・名古屋銀行頭取、「健康経営」で日本変える
- 高知銀、投信販売体制を再構築 営業店はマス層のみに
- おくやみ 濱詰健二氏が死去 小浜信用金庫理事長
- 埼玉県と県産業振興公社、業態超え新現役交流会 全国初、同一県の9機関協力
- 中企庁、成長企業の人材課題解決 中小機構が3事業本格化
- 東海東京FHD、地域銀と合弁証券好調 預かり資産3兆円突破