信託協会、オープンセミナーに100人 「男女共同参画」で講演
2022.12.01 19:45
信託協会は12月1日、信託オープンセミナーをオンライン開催した。信託制度の発達を図り、公共の利益を増進するのが目的。「国際女性会議WAW!2022」の公式サイドイベントとの位置付け。一般参加者や加盟会社など約100人が参加した。
講師は内閣府男女共同参画局推進課の花咲恵乃推進課長で、「女性活躍・男女共同参画のさらなる推進に向けて」がテーマ。国際比較で、日本における女性の社会進出が各分野で遅れていることを指摘した後、6月に決まった「女性版骨太の方針2022」の内容や、政府の女性活躍に関する取り組みについて説明。「女性の登用が企業の成長につながる。各社の女性職員の比率に対して女性役員の比率が適切なのか点検してほしい」と話した。
参加者からの「女性の社会進出が遅れている1番の要因はどこにあるのか」との質問には、「現在の制度や慣行、意識が相互に絡み合って今の状況になっている。無意識の偏見をなくしていくことが重要」と回答した。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 中堅の外資生保、乗合代理店からの要求に苦慮 変額保険手数料で
- 八十二銀、AIモデル開発50種に 投信販売モニタリングも
- 広島銀、金利再来でALM改革 各部門の収益責任 明確に
- 多摩信金、住宅ローン168億円増 業者紹介案件が4割強
- 金融庁・警察庁、URL貼付禁止案を軟化 銀行界から反発受け 不正アクセス防止で
- カムチャツカ半島付近でM8.7の地震 一部金融機関の店舗で臨時休業
- 金融庁、障害対応の強化要求 クラウド利用拡大で
- 地域金融機関、半数の250機関が預金減 金利戻りパイ奪い合い
- あおぞら銀の中野さん、金融IT検定で最高点 専門部門との対話円滑に
- 信金界、「ことら送金」240信金に拡大 周知姿勢で温度差も