京都銀、京都大と特別セミナー開催 健康長寿と未来
2022.11.25 19:10
京都銀行は11月25日、遺贈・寄付等の協力協定を結ぶ京都大学と特別セミナー「健康長寿と未来につなぐ社会貢献」を開催した。同大の創立125周年記念事業の一環で、最新研究事例の紹介とともに同行の相続・資産承継の相談や遺贈寄付について説明した。京都大会場とYouTube 配信で297人が聴講した。
国立大学法人化で国からの研究費が減少するなか、京都大は民間からの寄付金で運営する創立125周年記念ファンド「くすのき・125」を創設。
同ファンドの助成を受けた薬学研究科の土居雅夫教授は、自身の最新研究を含む「体内時計」の仕組みを講演。「現代社会は夜型、眠らない生活にある。乱れた体内時計を元に戻すことで健康を取り戻す〝時間創薬〟に取り組んでいる」と語った。
第2部では、同行が遺言書を作成しないことによる家族・兄妹間の争いがあること、自身の財産・遺産を特定の団体に寄付する「遺贈寄付」の仕組みについて解説した。
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