静岡銀と山梨中央銀、都内で物産市を共催
2022.11.14 08:08
静岡銀行と山梨中央銀行は11月13日、東京都立川市の複合施設「GREEN SPRINGS」で物産市を共催した。静岡県や山梨県の特産品や加工品を販売する取引先の販路拡大を支援するためで、都内開催は初めて。
物産市は、GREEN SPRINGSで行われるマルシェイベント「GREEN GROWN MARCHE!秋の収穫祭」(立飛ストラテジーラボ主催)に合わせたもので、日曜開催も手伝って会場は家族連れや若者でにぎわった。
出店したのは静岡県から「茎わさび」「かりんとう」「削り節」を扱う3社、山梨県から「大豆使用焼き菓子」「きくらげ」「ラスク」「夏いちご」「フルーツ使用どら焼き」を扱う5社。静岡県・山梨県にゆかりのある人や通りすがりの人が立ち寄り、店員の説明を受けて好みの逸品を購入した。
両行は2020年10月から包括提携を結び、地方創生部門間でも日頃の情報共有を通じて共同施策に取り組んできた。物産市も「静岡県と山梨県の特産品や加工品は重複することが少なく、品揃えを充実させる点でも相性がよい」(両行担当者)。今後はこうした地元事業者の販路開拓のほか観光振興の支援でも協調体制を強化していく方針だ。
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