三菱UFJ銀と損保ジャパン、ANA NEOとメタバース金融で協業

2022.11.08 23:39
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三菱UFJ銀行と損害保険ジャパンは11月8日、「ANA NEO」(東京都中央区)と仮想空間(メタバース)上での新たな金融サービス提供に向けて、協業することで合意したと発表した。メタバース空間における金融サービスのあり方や規制・制度、ニーズなどを3社で検証する。金融2社は新たなチャネルの出店や資産運用に関する情報提供、保険商品を提供する考え。


「ANA NEO」が提供するのは、旅をテーマにしたメタバースプラットフォーム「ANA GranWhale」。アバターを用いて、メタバース空間内で旅やショッピングなどを体験できる。スマートフォンやタブレット、VRヘッドセットに対応。2022年度内にサービスを開始する予定だ。


三菱UFJ銀行は、メタバース空間に店舗の出店を計画する。資産形成総合サポートサービス「Money Canvas」の機能を活用して、金融に関わる情報発信も行う。


損保ジャパンも、メタバース空間内での出店を予定。同空間内における取引の損害に関わる保険を提供する考え。将来的には、メタバース内での保険証券のNFT(非代替性トークン)化や保険業務の自動化も目指すという。

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