三井住友信託銀、京大寄付講座の運営に信託方式採用
2022.11.08 19:13三井住友信託銀行は11月8日、日本電気硝子が京都大学に開講する寄付講座「ガラス基礎科学講座」のための「日本電気硝子基礎研究信託」を受託し運営を開始した。
同講座は世界トップレベルのガラス科学技術をさらに深化させ、研究者や技術者となる人材の育成が目的。講座は第1期5年(2023年4月~28年3月・更新可)、基礎研究や人材育成には継続的な研究体制の維持が必要なことから信託方式を採用した。
スキームは日本電気硝子が同行に信託を設定し10億円を拠出。京都大はそこから講座の運営に必要な金額を活用する。同社は毎年1億円を上限として使用された金額の補充を行う。
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