岩手銀、金ケ崎町と脱炭素で合意

2022.11.04 20:25
提携・連携 脱炭素
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締結式に出席した(左から)岩山徹頭取、坂本洋一・ゼロボードビジネス本部長、髙橋寛寿・金ケ崎町長(11月4日、金ケ崎町役場、同町提供)

岩手銀行は11月4日、温室効果ガス(GHG)排出量を算定・可視化サービスを提供する「ゼロボード」(東京都)と岩手県金ケ崎町の3者で「金ケ崎町内における脱炭素社会の実現に向けた基本合意書」の締結発表会を開いた。


金ケ崎町は、2016年4月に町独自で行動指針「ちょうみんグリーンアクション」を策定。25年度まで町民1人当たりのGHG排出量30%削減を目標に掲げている。


ゼロボードと脱炭素化に向けた取り組みを支援する同行から提案を受け、GHG排出量の数値化を反映した新たな行動指針を策定することにした。合意書は、10月31日に3者で締結した。


同町は、ゼロボードが提供するクラウドサービス「zeroboard」を10月から導入し、今年度に町の公共施設のGHG排出量の算定を試行。23年4月から1年かけて、算定とそれに基づき町の行動指針を見直す。26年4月から新しい行動指針に基づいた行動を実践する。

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