八十二銀、中学2年生に金融教育 家計管理や資産形成など

2022.11.01 20:05
金融教育 社会・地域貢献
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お金との付き合い方についてグループで議論する中学生(11月1日、高社中学校)
お金との付き合い方についてグループで議論する中学生(11月1日、高社中学校)

八十二銀行は11月1日、中学生を対象とした金融教育を実施した。長野県金融広報委員会(事務局=日本銀行長野事務所)が主催する公開授業の一環。成人年齢引き下げなどを踏まえて、金融リテラシー向上と計画的なライフプランの実現につなげる狙い。


長野県中野市にある中野市立高社中学校の2年生71人が参加した。講師は、最寄りの同行中野支店個人課の大硲多恵マネーアドバイザー。「自分のライフプランを設計しよう!」(50分)をテーマに、クイズを交えながら働いて稼ぐことや家計管理、資産形成のポイントなどを解説した。


預金金利の推移を説明する場面では、元本が2倍になるまでにかかる年数が祖父母・親世代で約10年だったのに対して、現在は約3万6000年かかることに生徒は驚きの表情を見せた。そのうえで、株式や投資信託などの金融商品の特徴や違い、リスク・リターンの関係について言及した。


講義後、生徒らは事前に考えたライフプランを実現するためのお金との付き合い方についてグループ別に議論した。「借金をしない」「家計管理をしっかりする」「ハイリスク・ハイリターン」などの意見があった。

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