岩手銀、銀行本体でGHG排出量算定
2022.11.01 19:05
岩手銀行は11月1日、ゼロボード(東京都)が提供する温室効果ガス(GHG)排出量算定サービスの銀行本体への導入を決めた。開示が義務づけられるTCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)提言に対応する。国際基準であるGHGプロトコルに基づき、GHG排出量を算定する取り組み。全国の地銀で2例目という。
同行は、2022年2月からGHGの排出量を見える化できるゼロボードのサービス「zeroboard」を同行取引先へ紹介。これまでに岩手県内の6地方自治体を含む20以上の企業・団体が導入している。
今回は、同行本体のほか、いわぎんリース・データ、manorda(マノルダ)いわてなど同行グループ6社が導入する。GHG排出量を測定して現状を把握し、脱炭素、SDGs(持続可能な開発目標)への取り組みを具体化する考え。