三菱UFJ信託銀、運用資産の排出量半減 中間目標公表

2022.10.31 19:43
脱炭素 ESG
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三菱UFJ信託銀行は、傘下の資産運用会社3社(三菱UFJ国際投信、エム・ユー投資顧問、三菱UFJアセットマネジメントUK)とともに、投資先企業の温室効果ガス(GHG)排出量2050年ネット・ゼロへ向けた30年の中間目標を設定した。パリ協定の目標に整合した低炭素・脱炭素社会の実現に貢献する。


具体的な目標は、運用資産約74兆円(22年6月末)のうち約41兆円(55%)を対象とし、19年対比で50%削減する。計測可能な資産を勘案したカバー率55%は、内外株式や社債などの資産。目標管理が可能な資産が拡大する傾向で、それに伴い対象資産のカバー率100%へ段階的に引き上げていく。中間目標は2年ごとに見直しを行い、次は24年10月に修正を発表する予定。


実現への施策は、①エンゲージメント②アセットオーナーとの協働③新商品開発――の三つ。新商品はESG(環境・社会・ガバナンス)要因を考慮したインデックスの開発やアクティブ運用商品などが考えられる。

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