黒田・日銀総裁、任期後の金融政策「縛るつもりない」
2022.10.19 17:41日本銀行の黒田東彦総裁は10月19日午後の参院予算委員会で、2023年4月に迎える任期満了後の金融政策について、「現在の総裁が縛るということは論理的にも現実的にもあり得ない」と述べた。今後2、3年は利上げすることはないとした9月の記者会見での発言を問われたもの。
足元で1ドル=149円台で推移する円安については、「為替の急激かつ一方的な動きは経済にとって好ましくない」との考えを改めて示した。政府が9月22日に実施した為替介入については「大変適当」と評価した。立憲民主党の杉尾秀哉氏の質問への答弁。