東京海上HD、組込み型保険で資本提携 インシュアテック企業と
2022.10.17 19:53東京海上ホールディングス(HD)は10月17日、物品・サービスの購入と保険を組み合わせた「エンベデッド・インシュアランス(組込み型保険)」の開発を目的に、シンガポールのボルトテック社と資本業務提携を結んだ。デジタル技術を活用し、国内のみならずアジア・北米などグローバル展開を目指す。
新車購入時の自動車保険やパソコン購入時のサイバー保険など、商品・サービスの販売に保険を組み込む「組込み型保険」が海外で関心を呼んでいる。今回の提携を通じてeコマース事業者のプラットフォームなど、グローバルな市場で保険を販売する仕組みを構築する。
また、ボルトテックの技術を活用しデジタル完結型の核心的な商品を開発。加えて制度設計や業務オペレーションに関する高度なノウハウを通じた携帯電話や家電商品の「保守・保証(ワランティ)事業」にも参入する計画だ。
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 北陸銀と北海道銀、営業支援システム導入 年18万時間の作業削減
- 金融界、「隠れリース」特定に本腰 27年の新基準適用迫り
- 群馬銀、ストラクチャードファイナンス3年5.7倍 RORA向上に寄与
- 金融庁、決算書入手方法を調査 地域金融の実態把握へ
- 京都中央信金、理事長に植村専務が昇格 白波瀬氏は代表権ある会長へ
- 福井銀、野村証券と包括提携2年 預かり残高5000億円超
- 固定型住宅ローン、金利〝決め方〟見直し機運 参照指標「再検討」も
- メガバンク、上場廃止増えLBOローン好調 三菱UFJ銀は管理高度化
- 信金、店舗減少が小幅にとどまる 職員数推移との格差鮮明
- 地域銀・信金、NISA口座伸び悩む 3カ月の増加率1%