北海道信金、企業の脱炭素支援へ CO2算出業者と提携

2022.10.12 20:36
脱炭素
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北海道信用金庫(札幌市、佐藤信明理事長)は10月13日、取引先企業の脱炭素化の取り組みを支援するため、二酸化炭素(CO2)排出量の算出や削減計画策定を手掛けるe-dash(イーダッシュ、東京都)社と提携。営業店を通じ、企業や自治体に同社のサービスを紹介する。


SDGs(持続可能な開発目標)への関心の高まりで「今後、中小企業にも脱炭素化の対応が求められる」(業務企画部)ことを見据え、提携を決めた。


同社のサービスは、利用者が電気やガスの請求書をウェブにアップロードすれば排出量を自動算出でき、料金は月額1万円(税抜き)から。「簡便、安価で中小企業が導入しやすい」(業務企画部)という。同信金の紹介を通じて契約に至った場合、契約手数料を受け取る。


利用者には、エネルギーコスト削減や、対外的なイメージアップにつなげられる利点がある。同信金は、省エネルギー設備や太陽光パネルの設置など、CO2削減計画の実行に向けた資金調達の相談にも応じる。

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