よい仕事実行委、宮古市と包括的連携
2022.10.08 22:00![](https://img.nikkinonline.com/wp/wp-content/uploads/2022/10/on宮古IMGP0741.jpg)
よい仕事おこしフェア実行委員会(事務局=城南信用金庫)は10月8日、地域の活性化と産業振興のため、岩手県宮古市(山本正德市長)と包括的連携協定を結んだ。市と実行委の窓口は宮古信用金庫(岩手県、齋藤浩司理事長)が務める。
協定の内容は、両者のネットワークを活用した中小企業支援と地域創生に関すること。今後、具体的な取り組みを検討していく。協定書の締結後、山本市長が同市川井地区(旧川井村)特産品のシソを使ったジュースなどの製品があるという話をすると、同実行委事務局の川本恭治・城南信金理事長が「そのシソを使ったビールを作りたい」と応じ、その場で市職員に製品の概要や問い合わせ先について確認した。齋藤理事長は「さすがの行動力」と迅速な対応を讃えた。
城南信金と宮古信金は、2011年の東日本大震災の後、復興支援を通じて関係を深めてきた。当時、震災で打撃を受けた宮古信金は新卒者の採用が困難になったが、城南信金が復興支援の一環で宮古信金の入庫予定者6人を新入職員として迎え入れたことがある。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 地銀、「生活基盤プラットフォーム」正式決定 25年2月から開始 住所変更など
- ひろぎんHD、サイバー攻撃対策を事業化 金融系初の体験型施設
- 信金、公金預金戦略が岐路 入札金利上昇で撤退も
- 金融庁、マネロン検査継続 基本的な態勢整備徹底へ
- SBIHD、酒造会社の投資で地銀と連携 ファンド規模1000億円を視野に
- デジタルキャンプ、初の女性コンサル研修 グループワークで「リアルな声」
- 百十四銀と伊予銀、ウェルビーイング取り組む意義は? 女性人事部長同士で対談
- 肥後銀、CO2排出量算定システムを2000先が利用 地域金融機関に推進へ算定・開示対応も
- 東栄信金と足立成和信金、新金庫名は「したまち信用金庫」
- 【都市対抗】明治安田、前回準Vヤマハにコールド勝ち 終盤に打線爆発