よい仕事実行委、宮古市と包括的連携

2022.10.08 22:00
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協定書を交わす(左から)川本理事長、山本市長、齋藤理事長(10月8日、宮古市市民交流センター)

よい仕事おこしフェア実行委員会(事務局=城南信用金庫)は10月8日、地域の活性化と産業振興のため、岩手県宮古市(山本正德市長)と包括的連携協定を結んだ。市と実行委の窓口は宮古信用金庫(岩手県、齋藤浩司理事長)が務める。


協定の内容は、両者のネットワークを活用した中小企業支援と地域創生に関すること。今後、具体的な取り組みを検討していく。協定書の締結後、山本市長が同市川井地区(旧川井村)特産品のシソを使ったジュースなどの製品があるという話をすると、同実行委事務局の川本恭治・城南信金理事長が「そのシソを使ったビールを作りたい」と応じ、その場で市職員に製品の概要や問い合わせ先について確認した。齋藤理事長は「さすがの行動力」と迅速な対応を讃えた。


城南信金と宮古信金は、2011年の東日本大震災の後、復興支援を通じて関係を深めてきた。当時、震災で打撃を受けた宮古信金は新卒者の採用が困難になったが、城南信金が復興支援の一環で宮古信金の入庫予定者6人を新入職員として迎え入れたことがある。

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