岩手銀、九戸村・ゼロボードと合意書 脱炭素で5例目の締結
2022.09.30 21:45
岩手銀行は9月30日、地域の脱炭素化を支援するため、温室効果ガス(GHG)の排出量を算定する「ゼロボード」(東京都)と岩手県九戸村の3者で、脱炭素社会の実現に向けた基本合意書を締結した。地方公共団体、同社との3者による合意書締結は、県内で5例目。
今後、九戸村のGHGの削減を支援する。具体的には、GHG排出量をグラフなどで可視化するゼロボードのクラウドサービス「zeroboard」を活用、同社が削減計画を検討し、取り組みを実践する。
これまで、矢巾町、住田町、遠野市、一戸町と同意書を締結。法人戦略部は、「今後、締結を予定する地公体もあり、脱炭素化に向けた取り組みが着実と広がっている」と話す。