鹿児島信金、マネロン対策で専門部署 関連業務を集約

2022.09.30 20:05
機構改革 マネロン対策
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク

鹿児島信用金庫(鹿児島県、中俣義公理事長)は10月1日、業務統括部内に金融犯罪対策室を新設する。マネーローンダリング(資金洗浄)対策を強化する狙い。 


人員は関連部署と兼務する職員5人を含めて8人。同信金は今後、継続的顧客管理の一環でダイレクトメールを使って顧客の氏名や住所などを確認する予定で、同室がその中核的な役割を担う。給付金詐欺や振込詐欺など金融犯罪の対策も行う。


これまで反社会的勢力への対応とマネロン対策などを担う部署が分散していた。同室への集約を通じて意思疎通しやすい環境を設け、対応を加速させる。金融庁は2024年3月までにマネロンガイドラインで求める態勢整備の完了を求めている。

すべての記事は有料会員で!
無料会員に登録いただけますと1ヵ⽉間無料で有料会員向け記事がご覧いただけます。

有料会員の申し込み 無料会員でのご登録
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク

関連記事

鹿児島信金、「審査はゴールではない」 ビジコン案件に融資 21件・1億2000万円実行
低酸素ルームを使ったフィットネス事業を始めたヘルス・イノベーションの斉野社長(左、10月21日)
鹿児島信金吹奏楽部、創部90年 地域と奏でるハーモニー 世代結ぶ音の輪広がる
児童向けイベントなどで演奏を行う(5月3日、イオンモール鹿児島)
鹿児島信金、吹奏楽部が受賞 地域貢献評価され
表彰式には市川理事長(前列中央)らが参加した(10月10日、城山ホテル鹿児島、MBC提供)
人事異動 鹿児島信用金庫(2025年10月1日)

関連キーワード

機構改革 マネロン対策

おすすめ

アクセスランキング(過去1週間)