川口信金、日本工業大に寄付講座 創業の基礎伝える
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川口信用金庫(埼玉県、木村幹雄理事長)は9月27日、日本工業大学の学生向けに創業の基礎をテーマにした寄付講座を開講した。2023年1月10日までの毎週火曜日の全14講座で構成する。講師は、同信金や日本政策金融公庫の職員、現役起業家など。創業に必要な資金調達方法、資金繰り策、社内プロジェクトの立案・運営・管理方法などを学んでもらう。
9月27日は同信金地域産業支援課の岸則行課長が、約30分のオリエンテーションを実施。講座に興味を持ち、起業や事業化に関心・意欲のある学生約30人が10月4日以降も受講する見込み。
寄付講座は、12年から毎年実施しており、これまでの10回で159人が受講。11回目の今回は、22年4月から成人年齢が18歳に引き下げになったことから、新成人・新社会人にむけた金融教育の講座を設置したり、新社会人として必須の「夢を実現させる話し方のコツ」(シャベリーズの丸山久美子社長)などの講座を新たに設けた。
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