楽天証券、ファンズ連携で融資型CF提供 第1号はマネーフォワード
2022.09.15 20:27
楽天証券は9月20日からファンズと連携し、投資家から集めた資金を企業に貸し付ける融資型クラウドファンディング(CF)サービス「利回り投資(Funds)」の提供を開始する。同サービスのプラットフォームを運営するファンズが取り扱う案件の平均利回りは、1~2%台(固定)が中心。楽天証券は債券に加え、安定的な利回りが期待できる商品として、ラインアップの拡充を図りたい考え。
両社協業による第1号ファンドはマネーフォワードが借り手となる「マネーフォワードMEファンド#1」で、9月28日から募集を開始する。楽天証券を通じて募集を行うファンドは主に上場企業が貸付先となる予定。またサービス開始からキャンペーンも展開する。楽天証券のホームページ経由で、ファンズの新規口座開設を行い、30万円以上の初回投資をした顧客を対象に、楽天ポイントを3000ポイント付与する。
ファンズは2016年11月に設立。個人投資家が1円から企業への貸付投資ができるオンラインプラットフォームを提供。これまで上場企業を中心に67社が組成する229のファンドの募集を手掛ける。