ローソン銀、緊急情報を一元化 ATM保全管理に
2022.09.11 04:50ローソン銀行は9月、金融業界で初めてソニーマーケティングの人工知能(AI)リアルタイム危機管理サービス「Spectee Pro(スぺクティ プロ)」を導入した。全国に広がるATMの保全管理に活用している。
「スぺクティ プロ」は災害や大きな事故など、全国の防災・緊急情報を収集し、可視化するサービス。SNSの投稿や気象データ、道路や河川のカメラなどから情報を集め、「どこで何が起きているか」をリアルタイムで配信する機能がある。
SNS情報はAIによる解析や24時間体制で専門チームによる確認を行い、〝デマ・フェイク情報〟を排除する。
ローソン銀はこれまでもメディアなどから危機管理情報を収集していたが、災害発生時に状況把握するまでの時間に課題があった。同サービスの活用で情報収集のスピードと質の向上を図る。
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