東京東信金、「江戸っ子1号」視察会 千葉市科学館に常設展示

2022.09.02 20:10
社会・地域貢献
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江戸っ子1号の常設展示を祝うプロジェクトメンバー(前列左から2人目は東京東信金の中田理事長、9月2日、千葉市科学館)
江戸っ子1号の常設展示を祝うプロジェクトメンバー(前列左から2人目は東京東信金の中田理事長、9月2日、千葉市科学館)

東京東信用金庫(東京都、中田清史理事長)は9月2日、深海探査機「江戸っ子1号」の視察会を開いた。江戸っ子1号は、東京・下町の技術力のある町工場と、国立研究開発法人海洋研究開発機構や芝浦工業大学、東京海洋大学などとの産学官金連携プロジェクトで開発。同信金が事務局となって実現した。2016年には内閣総理大臣賞を受賞した。


世界で初めて水深7800メートルの深海生物の3D動画撮影に成功。その後も後継機が深海で鉱物資源開発につながる環境モニタリング調査活動などで活躍を続ける。


千葉市科学館での常設展示では、「江戸っ子1号が見た深海世界」「世界に広がる町工場の技術」「江戸っ子1号開発物語」と題して、プロジェクト紹介パネルや実物大の模型が設置されている。


同日の視察会で、中田理事長は「次の世代に伝える題材として展示されることはたいへん意義がある。江戸っ子1号は進化を続けており、日本だけでなく世界に活躍の場を広げてほしい」と語った。


千葉市科学館の井上厚行館長は「子供には高度かもしれないが自分なりにみて、将来の科学者、技術者を目指してくれれば」と話した。

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