鹿児島信金、販売会2年半ぶり再開 地域フェアも検討 

2022.08.26 19:42
販路拡大支援
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ブースで商品を販売する龍桜高校の生徒たち。(8月26日、鹿児島中央駅AMU広場)
ブースで商品を販売する龍桜高校の生徒(8月26日、鹿児島中央駅AMU広場)

鹿児島信用金庫(鹿児島県、中俣義公理事長)は8月26日、2年半ぶりに取引先などに商品の売り場を提供する「チャレンジマーケット」を開き、取引先や高校生が来場者に商品をアピールした。


海産物や野菜など食品を扱う事業者を中心に、12ブースがJR鹿児島中央駅前のスペースに並んだ。龍桜高校(姶良市)は授業の一環で出店し、レモンをミックスした桑茶や枕崎産の鰹節ふりかけなどを販売した。地元企業と共同で開発した商品で、生徒の一人は「多くの人に食べてもらいたい」と来場者に声をかけていた。


チャレンジマーケットは取引先の販路拡大と地域活性化を目的に、2012年に始めたが、近年は新型コロナウイルスの影響で中止していた。児島隆文・業務統括部長は「感染対策を講じながら、まずは再開させることが大事」と強調した。今後は業種や地域を絞ったフェアの開催を検討する。


22年度は今回を含めて全7回開き、予定通りに実施できれば11月に通算で100回目を迎える。業務統括部の担当者は「これからも続けていきたい」と話した。

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