オリックス銀、CRMに地図データ連携 UIや審査精度向上
2022.08.04 18:32オリックス銀行は8月、NTTデータの「Location Manager」(LM)を導入した。セールスフォース・ジャパンのCRM(顧客情報管理)プラットフォーム(PF)「Salesforce」にゼンリンの住宅地図データを連携し、主力の投資用不動産ローン事業における管理ツールのUIや審査精度を向上させる。
LMは7月29日に提供を開始し、同行が採用第一号となった。新たにシステム開発をせずインストールのみで導入することができ、PF上に建物名称、地番、用途地域、相続税路線価といったゼンリンの地図情報をシームレスに連携する。
同行は融資判断業務において、地図情報に主力の投資用不動産ローン事業で蓄積した物件価格や賃料、管理状況などの不動産情報を組み合わせて活用する。
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 静岡銀、桃鉄金融ゲーム普及へ 地域課題と投資学ぶ
- 金融庁、接触頻度を調査 「ゼロゼロ融資のみ」の取引先対象に
- 3メガ銀、女性管理職3割近づく 三菱UFJ銀29.2%
- 地域銀・信金、内部の「再生人材」育成 外部研修で支援手法学ぶ
- みずほ信託銀、銀座に新たなランドマーク 地権者のビル開発支援
- 野村証券調布支店、課題解決起点で収入倍増 相続・不動産活用切り口に
- 金融庁、監督・検査体制を一体化 総括審議官がモニタリング指揮
- 野村AM、地域銀の退職者助言を支援 〝60代だけ〟新部署が始動
- 阿南信金、手束理事が新理事長に 30年ぶりのトップ交代
- 千葉銀・千葉興業銀、「経営統合を含め対話継続中」 一部報道でコメント